9月30日 地域緩和ケア連携を育てる会 講演会が開催されました

病院長ブログ

地域緩和ケア連携を育てる会(旧名称:魚沼地域 退院支援を考える会 in UKB)講演会が開催されました。

 

以前から講演会の開催が計画されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、開催が見送られていました。

この度、十分な感染対策を講じた上で、魚沼基幹病院職員の会場参加と、当院以外の方々のオンライン参加という形(ハイブリッド方式)で、第1回の講演会が開催されました。(当院では初めての試みでしたが、スタッフの皆さんの入念な準備のおかげで、比較的スムーズに開催できたと思います。)

 

今回は、「安心のある在宅移行・在宅療養のためにできること」をテーマに、当院地域医療部長の須田剛士 先生の座長で、越南苑居宅介護支援事業所管理者の髙村恵 先生、南魚沼市訪問看護ステーション管理者の今井静子 先生、萌気園浦佐診療所院長の黒岩巌志 先生の3名の講師から、それぞれの立場でご講演いただきました。

 

魚沼基幹病院は、魚沼地域の皆さんに高度・救急医療を提供することが求められていますが、一方で、在宅医療や介護に対応することはなかなか難しいのが実情であり、他の医療機関や介護施設、福祉施設等と連携することは不可欠と考えています。

まさに今回の講演会は、魚沼医療圏の大きなテーマである医療・介護の地域連携について、参加された方がそれぞれの立場で考えることができた良い機会であったと思います。

 

今後本講演会が回を重ねることで、さらに多くの職種や立場の方々の連携が推進され、魚沼地域が高度急性期から回復期、慢性期、そして在宅まで、地域の皆さんが安心して暮らせる地域になることを期待しています。

 

 

 

 

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